TeaRa(ティアラ)子育ち・子育て応援ﾌﾟﾗｻﾞ

22日土曜日に、福岡県直方市の直方第一中学校で「おとなとしゃべり場」に参加してきました。。

中学生ひとりひとりと、フォークダンスのように相手を変わりながらおしゃべりを楽しむ場です。

全校生徒約240名という、小さな学校で、中学生と同じ数のおとなが一人ひとりと向かい合い、膝を突き合わせて座ります。

まあるい、おとなと中学生の2重の輪がフォークダンスのようにクラス分、体育館いっぱいにできました。

話題は色々。

ひとつの話題について一人ずつ、話し手と聞き手を交代しながらおしゃべりします。。

ときには一つの話題についていっしょに対話も。

フォークダンスのように　対話の相手が順番に隣へずれて行きます。

「おすすめの本や漫画」について話したり、「好きなタイプは？」で話したり。

気がつけばあっという間に1時間30分がすぎていました。

「土曜授業でやだな～って思ってたけど、いろんなおとなの人と話せて楽しかった」

という中学生や

「普段は家の人か学校の先生くらいしか話す大人がいない」

という中学生もたくさんでした。

わたしたち、おとなも、

「中学生って毎日どんなことを考えてるんだろう？」

と思っても、話す場やきっかけがありません。

中学生とおとなが出会う場が身近にないな、と感じています。

わたしは1年生とお話しする場へ入らせて頂きましたが、

中学生になって3カ月ほどのこどもたちが今感じていることを素直に話していただいたように思います。

自分の夢を言葉をかみしめながら語ってくれた子。

つらかったことをぽつりぽつりと語ってくれた子。

10年後の自分の姿を思い描いて、いきいきと語ってくれた子。

そして、仕事に対する思いや、家族に対する思いも、自分の今伝えられる言葉で語ってくれた子。

本当に、ひとりひとりとかけがえのない時間を持たせて頂いたなぁと感じました。

お別れする時はちょっとさみしくなりました。


わたしの話をじっくり聴いてくれた皆さん、ほんとうにありがとう。

とっても楽しい、すてきなじかんでした。

またみなさんとお話ししたくなりました。

直方第一中学校のみなさん、ありがとうございました。